アニメ

「ガンダム Gのレコンギスタ」特別先行上映所感。

まだ劇場での上映は続いているし、dアニメストアでの配信もあるし、何より地上波での放映もまだまだ先なので、ネタバレにならない程度の感想、というかファーストインプレッションを。主に先にツイートしたものを中心に。G-レコ観終わった。面白かったのだ…

「Gのレコンギスタ」第1話冒頭10分映像所感

「動体視力は宇宙で作業するための必殺兵器だ!」 まず驚くのが富野ガンダムにしてはくどいくらいの「ミノフスキー粒子」の丁寧な説明。レーダー無効化というファーストガンダム以来の最も基本的な点から、少々分かりにくいがそのもはや魔法レベルと言っても…

「Gのレコンギスタ」に対する期待。また、アニメキャラクターの書き込みよりもリアルで緻密な背景について雑感。

注):例によって散漫に書く。また事実誤認と言われてもたいした証拠となるソースは提供出来ないのであしからず。 昨今、CGが手描きに取って代わる云々の議論よりも、手描きだろうとCGであろうと、まず主に、例えばファーストガンダムの時代では絵的な描写の…

selector infected WIXOSS 総括

前記事selector infected WIXOSS 第12話(一期最終話) - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)大幅加筆。 とりあえず一期の最終回の総括を。なぜ自分がこの作品に久々に執拗に拘ったかは最後に書く。まず物語的な感想。るう子自身のこれまでの知識や…

selector infected WIXOSS 第12話(一期最終話)

すでにアニメ二期の告知がされたので、完結までの引き延ばし感はありつつも、それほどこのラストに不満はない。元々1クールでは収まらない話だと思っていたし。 るう子自身のこれまでの知識や経験から、彼女がすべてのルリグ、セレクターの呪いを解放する、…

selector infected WIXOSS 第11話「あの夏は憧憬」

「WIXOSS」のゲームルールを説明しないのは別にいいのだが、セレクター絡みの、願いが叶う条件さえもどんどん曖昧になり、それを「行き先の見えない思春期の心象」とダブらせてる分、理屈ではなく(理屈ではどうにもならないので)不穏な空気感や、今回のサ…

selector infected WIXOSS 第9話

前回に続き、同じアニメでブログで感想書くなんて久しぶりだ。さすが泥沼の展開。「セレクター」外部の人間の香月がどう動くのかと思っていたが、遊月(CV花代)の言葉に絡め取られてしまうし、そうするとあとはるう子がバトルの楽しみに対する葛藤を乗り切…

selector infected WIXOSS 第8話

本当はシリーズ終わってからコメントするつもりだったんだけれど、リアルタイム(ネット配信等も含む)視聴中にあれこれ展開予想する楽しみがちゃんとスタッフの目論み通りきちんと視聴者に提供出来ているのには感心したし、ストーリー上、超展開と受け止め…

selector infected WIXOSS

元々selectorのプロデューサーが、某時事放談(http://www.norainu-jiji.com/)の通称偽まる氏で、ここ最近毎回聴いて彼の解説から、実際上の「ウィクロス」販促は必要であるが、偽まる氏は自分はビデオメーカーの人間だから、ドラマ重視で「映像パッケージ…

シドニアの騎士

3話までの印象。原作は未読だが、何となくアニメ版の描写から類推して原作のテイストもだいたい想像がつく。また、過去のロボットアニメや海外のSF映画等、映像的な参照例(宇宙空間、戦闘の描写など)は多いからそれらから引っ張ってくることは比較的容易な…

ラスボスを倒すと、ラスボスの本拠地が勝手に崩壊する昔からの伝統的なパターンについて

ガンダムビルドファイターズを観終わったので思ったんだけれど、アレの場合はプラフスキー粒子の結晶を消失させてもバトルフィールドは時間制限で崩壊しなかったから微妙に違ったんだけれど、プラフスキー粒子が最後に形成した、ア・バオア・クー攻略で今ま…

現在における、自称ヌルい(否定的ではない)アニメファンと、いわゆる面倒くさい古参アニオタ、そして伝統的なアニメマニアの個人的な位置付け(あくまで個人的見解)。

[個人事情語りパート] ブログの方針を長年の各話感想からすでに降り、かといって全体状況を俯瞰する「定点観測」を徹底して継続するには作品をチェックしきれないのは自明のこと(仕事の忙しさもあるし)。だから、やむを得ないのだが自分が視聴できた作品(…

最近の作品でよく言われる「手堅い作り」についての雑感

前記事の「モーパイ劇場版」元々ずばり、TV版に変わらず「手堅い」出来だったので、他のアニメ作品も含めていわゆる「手堅い出来」について何となく考えてみようと思っていた。素人ながら、昨今オタク周辺であっても、景気はそんなに良くないことは皆さんよ…

劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」と「ノブナガン」

さて、どうでもいいような、好きなことしか書かないぞ(笑)。アイマス劇場版は、TV版は全話観たものの、あまり思い入れがなかったのでスルーするつもりだったのだが、TwitterのTLで絵コンテに神戸守の名前がある、と見かけて、その確認のためだけに急遽観に…

2013年のアニメ(テレビ・劇場)主観的評価と客観的評価リスト

コメントは付けない。長くなるから(笑)。また、もちろん自分が観た範囲内のものでのみ。順不同。テレビアニメ[主観的評価] ラブライブ! 翠星のガルガンティア 絶対防衛レヴィアタン ちょぼらうにょぽみ劇場 あいまいみー やはり俺の青春ラブコメはまちがっ…

ガンダムビルドファイターズ

知人にも昔話したことがあるんだけれど、「物語」としての「ガンダム」は「∀ガンダム」で終わっていて、あとはガンダム商売の延命のみ、だと思っていて、今回のガンプラ自体をメインに据えた新作アニメは、もうこのパターンしかないだろうと企画そのものには…

「キルラキル」の中に息づく「スケバン刑事」から続く実写ドラマの流れについてひとこと(T:M:M改訂版)

「少女コマンドーいづみ」が打ち切られて、残念という気持ちと当然という気持ちがあいまざった当時の心境を思い出すと、あの時の心残りを「キルラキル」に託したのだという気が、今、無性にしてきた。たった今、思いついただけだけど(笑)。 https://twitte…

もう普通の日記にしてもいいよね。

前置き:もうそろそろ単なる日記にしたいと思っていたので、短文感想だったり、ニュースに対するコメントだったり、とにかく形式は自由に書こうかな、という取りあえずの実験。いままでの長文だといつ書けるか見通しが立たないし、Twitterで連続投稿するなら…

旧来の「アニメファン」と現在の「アニオタ」の齟齬についての個人的試論(あるいはアニメ感想問題2013。←何度目だよ(笑))

一昔前にあった世代差の問題ではなく、最近感じるようになった、もっとロングスパンでの思うこと。前置き。各話感想はほぼツイートで済むとして、余程の物でもない限りブログで書くことも滅多になくなってきたんだが、その代わり、自分の長い経験から感じる…

2013年/4月新番:頭を使うことが快感になるアニメ、「翠星のガルガンティア」ほか。

取りあえず本題に入る前に、前置き。今期の春新番組は何の前情報も知らずに観ても現時点で豊作だと感じました。なので、各作品個々について語るには非常に労力がいるし、すでに他のメディアで言われていることともかぶって、あまり意味がないかもしれないの…

「ラブライブ!」と「ガールズ&パンツァー」、劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」その他についての雑感。

すでに2013年春新番組がスタートしているのですが、諸事情により、個人的にはネット配信視聴中心になりそうな感じです。例えテレビ放映の録画で溜めてたとしても、録画消化しようと能動的に動かなければ、ネット配信にわざわざ能動的にアクセスするのと変わ…

アニメ視聴環境のプラットフォームの多様化の問題(良くも悪くも)

とりあえず、ファンの贔屓で、「神戸守監督にはどのプラットフォームが似合うのか」という観点から考えて見ます。「君と僕。2」以降、あまり情報収集に熱心ではないので、次回作の進行状況にはあまり詳しくありませんが、「コメットさん☆」以降視聴可能な範…

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の公式Webラジオ「JOJOraDIO」

http://radio.jojo-animation.net/ まだ川澄綾子前半ゲストの第三回しか聴いてないけど、「JOJOraDIO」が正統派のアニメラジオとしてなかなか良い。今となっては珍しい方なんじゃないかなあ。コメンタリー要素もあるし。かといって、よくある本編のコメンタ…

「ガールズ&パンツァー」の特殊性

至好回路雑記帳: メカ+美少女+日常=ガルパン・武装神姫 / これが現在のアニメの最先端。 ↑の記事をヒントに今更ですがちょっと思うところをいくつか。今更なのは、そろそろ終盤?の「ガルパン」の展開でその作品スタイルがある程度見えてきたので、書く…

「古典」を「古典」として作ること。あるいは「古典として」しか作り得ないこと。(2001/12/02記)

神山健治監督の『009 RE:CYBORG』の公開も近いということで、10年ちょっと前、三度目のTVアニメ化(川越淳監督、紺野直幸キャラデザ)の際に書いた文章を再掲(一部加筆)。 サイボーグ009 2001年版 予定では今度のTVシリーズは1年かけてやるらし…

天の「星力」と地上の人の想像力

アニメ定点観測はもう少し後にして、実はアニメ視聴に疲れたので(定期的にあることなんで、一休みしたらまた再開しますが)、その間、気晴らしで、「コメットさん☆」の二次創作を妄想してました。元々、やりたい普遍的なモチーフがあって、以前、3.11以後、…

おおかみこどもの雨と雪

とりあえず公開されたばかりなので、ツイートしたファーストインプレッション等をもとに簡単な感想。ネタバレ含むほどは書かない。実はまた甘々な出来かと半ば諦めていて、例によって定点観測と割り切って観たのだが、非常に抑制の効いた演出、作画の快楽よ…

たとえば、「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」ほかに見られる日常描写がリアルなのが当たり前になっていることなど。

予め言っておきますが、多少タイトル詐欺です。「なのは」2ndのドラマとかキャラの魅力についてはここでは語りません。 そういうのはファンの方々のブログとかTwitter等で語り合ってください。とりあえず個人的な定点観測の一環として本日見に行っただけです…

今現在観ているアニメ(新作、旧作含めて)

まだ定点観測的にまとまった考えが出来ないので、近況報告代わりに、今観てるアニメのリストのみを。 一部短文コメントも入れますが(Twitterではすぐ流れてしまうので、まとめて書くのはこちらがいいと判断したためです)。なお、上から個人的に面白いと感…

ももへの手紙

劇場公開初日に観てきました。結論から言うと、個人的には客観的に評価するというよりも単純に好きになれた映画でした。監督が「人狼」の沖浦啓之氏ということで、「人狼」からかなりの年月が経っているということもあり、また、そもそも沖浦氏と言えば、作…