TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の公式Webラジオ「JOJOraDIO」

http://radio.jojo-animation.net/
まだ川澄綾子前半ゲストの第三回しか聴いてないけど、「JOJOraDIO」が正統派のアニメラジオとしてなかなか良い。今となっては珍しい方なんじゃないかなあ。コメンタリー要素もあるし。かといって、よくある本編のコメンタリーとは独立させてるのもいい判断だと思う(いやパッケージ本編にコメンタリー付いてるのかどうかよく知らないのだが)。落ち着いて聴けるからね。

まあ、いずれ、パッケージの特典やラジオCDで出しても売れるんじゃないかと。作品の性格からいって、制作の裏側が余計に気になるものだから、ラジオで真面目にやってて正解だったと思う。

かつて、
アニメの本数が増えたことで(個人的に)良かったことが一つだけある - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)
という記事を書いて、某所で顰蹙を買ったんだが、あれから時が経ち、アニメ本編とは関係ない、キャストのだらだらトークが当たり前になって(それがまだ新鮮な頃は自分も好きだったんだが)、テンプレ化してしまって、特定のアニメラジオなのに、声優冠のラジオと大差なくなってきてる感じが。声優ファンには別にそれでよくても(有名声優をネタとして起用してる作品もあるので)、個人的にはキャストだけでなく、制作現場の事情を話せる範囲で知りたい人間にとっては多少不満があったり。

確かに、アニメ誌、ムック等のインタビューや、ネットメディアでもインタビュー類はあったりするが、よりマニアックに、スタッフのツィートやUstream、ニコ生、ラジオ配信でも、プロデューサーの雑談的なものでゲリラ的に裏話が聴けることはあるものの、散漫していて、チェックするのが大変だったりする。個人的にあまり時間もないし、前にも書いたが事前情報は結構遮断しているところもあるし(まず何も知らずに観て、気になれば制作裏話等は後からチェックすることもあります)。

そういう意味からすると、「JOJOraDIO」は上手く続けば、一つの番組内で済むので、返って新鮮だと感じた。ただ、原作の特色と、人気の高さで成り立ってるところもあって、他の作品で容易に真似出来ないかもしれないけれども。