「ガンダム Gのレコンギスタ」特別先行上映所感。
まだ劇場での上映は続いているし、dアニメストアでの配信もあるし、何より地上波での放映もまだまだ先なので、ネタバレにならない程度の感想、というかファーストインプレッションを。
主に先にツイートしたものを中心に。
G-レコ観終わった。面白かったのだが、作画が…作画が…。スタッフが追いつけてない感じが。なんとか持ち直すといいなあ。これからもう一回観ます。
— とぼふ (@atobofu) 2014, 8月 23
まず初見の感想。昔から富野アニメは作画の美麗さに頼らずともコンテワークで見せるのが上手いのは承知していたのだが、昨今のクオリティ重視のアニメに毒されてしまったのか、つい作画面の出来に気を取られてしまったのが迂闊だった。
まあ、作画面はいつものように観るこちら側が脳内補完するからいいんだけれど、作画に対する要求度が高いコンテだったなー、とか感じたり。
— とぼふ (@atobofu) 2014, 8月 23
アニメーターを信用しないころの富野監督は、なるべく作画の負担を減らすようなコンテを切っていたような気がしたのだが、今回は劇場限定BD特典の1話コンテを見ても、指示が細かくアニメーターに対する技量の要求度が高いような気がした。
そこで2回目鑑賞の時には鑑賞のスタンスを頭の中で切り替えて観ることに。
G-レコ2回目終了。初見より印象良くなった。やっぱり最低2回観ないと駄目だわ。
— とぼふ (@atobofu) 2014, 8月 23
作画が良いことにこしたことはないのだが、出来上がった映像のレベルにこちらの視聴脳のレベルを合わせ、悪い言い方になってしまうかもしれないのだけれど、コンテ撮、原撮を観るかのような見方(あるいは記号的な)に変えたら、キャラやメカの細かい動き、仕草、設定描写、テンポの早い場面誘導、セリフの意味、等々に目が行って再発見がかなりあり実に面白かった。
観るこちらの頭の使い方次第なんだが、ああ、これが富野アニメの醍醐味だなあと改めて思った。繰り返しネタバレになるかもしれないから、言わないけれど、本当に語りたいポイントがたくさんあってウズウズしてます。まあ、秋から2クールの長丁場なのでテレビシリーズが始まったらいろいろ言います。
劇場限定BDのドキュメント、もう少しG-レコのメイキング部分があるとよかったかな。アフレコ風景で、いわゆる「会話のドッジボール」を(当然だが)意図的にはっきりとやってる所は良かった。
— とぼふ (@atobofu) 2014, 8月 23
「ドッチボール」→「ドッジボール」ねw
それから、歩く富野さんの後ろ姿はやっぱり70代のおじいさんだなあ、と思った。
— とぼふ (@atobofu) 2014, 8月 23
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公式でもアナウンスされてますが、
News|ガンダム Gのレコンギスタ
劇場限定BDの封入チラシ。G-レコ本編パッケージ、第1巻12/25発売とのこと。 pic.twitter.com/2XUd2rMirE
— とぼふ (@atobofu) 2014, 8月 23
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今のところの結論。冒頭10分配信の時にはあまりにも身構えてしまったのですが、3話まで観て(今後どうなるかはもちろん分かりませんが)「キングゲイナー」の時と同じスタンスで観ればいいのだと分かってある意味安心しました。