selector infected WIXOSS 第12話(一期最終話)

すでにアニメ二期の告知がされたので、完結までの引き延ばし感はありつつも、それほどこのラストに不満はない。元々1クールでは収まらない話だと思っていたし。
るう子自身のこれまでの知識や経験から、彼女がすべてのルリグ、セレクターの呪いを解放する、という願いを持つことに到達したものの、伊緒奈の願いが、結局るう子のルリグとなって戦いを楽しみたいことらしいとなれば、それはもはやるう子を含めた他のセレクター、ルリグの考えを超越している次元のものであって、るう子にはもはや太刀打ち出来るものではない。しかもるう子に感化され、さらにマユとの会話で逡巡するタマは姿を消し、その位置にルリグとなった伊緒奈が居座れば、いわばタマとは違ったえげつない方法でるう子をバトルにかり出す存在となるのだろう。このえげつない展開はまさに岡田麿里らしい。ルリグ空間?でのマユと伊緒奈、伊緒奈のルリグであったウリスとの関わりは不明だが、マユが語るような非常に曖昧なルリグとセレクターとの理を犯す存在なのかもしれない。

というわけで、とりあえず一期全体で言ってもこちらの妄想を刺激してくれたし、最終回も予想を良い意味で裏切ってくれて大変嬉しいし、二期がますます楽しみである。