今更「大魔法峠」にはまる。

tobofu2007-08-18

この盆休み中集中して大魔法峠関係のアニメ本編やラジオや、キャラソン関係を集中してニコ動でチェックしたんだけど、やっぱり「ドクロ」よりは濃くてどちらかというと(「ドクロ」は安易にいじりやすいんだよね、わかりやすいから)「大魔法峠」の方が今になって、面白くなってきた。

今月のアニメージュをでアニメ様が「この人に話を聞きたい」のとりあえずの総括インタビューを受けていて、なかなか水島努に取材を依頼してもOKしてくれなかった、と言っていたんだけど、水島努がどれだけふざけキャラとして装ってるわからないんだけど、多少はアニメ様の連載は硬すぎるから、水島努は出にくかったと思うんだよね。そんな気持ちは推測だけどあったと思うんだ。結果として「この人の話を聞きたい」に水島努は出て、あんまり当たりさわりのない、俺としてはつまらない記事だったんだけどね。

アニメの将来をしつこいようだが、考えるに、アニメ自体は一要素で、ネットラジオがあったりイベントがあったり、ね、原作との連携があったりね、総じた「イベント」性としての可能性はまだ残されてるんじゃないだろうか。一方でアニメオンリーマニアはその傾向を嫌うと思うんだけど、俺だって、極めて優れたアニメ自体は否定しないわけでね、なかなかそういう作品が出てこないから、どちらかというと、前者の「イベント」性を今現在は支持するわけ。しかも、「イベント」性ということで言うとかつての「ヤマト」や「ガンダム」の再編集映画が「イベント映画」であったことと時代性からくる性格が違うわけでね。だから俺は平気で萌えアニメを観れるけど、なんでもかんでも肯定してるわけじゃなくて、最近の「イベント性」がバラエティとしてが優れてる企画であるなら萌えアニメであっても肯定するわけ。

それには、自分の中で明確な理由があって、俺はかつてラジオ好きでもあって、例えばかつての鴻上尚史オールナイトニッポンで、当時珍しかった深夜のコンビ二を荒らすというのを生放送でやったりとかね、今から鍋パーティをやるからヒマなリスナーは具をもってこいとかね、そんなフリーダムな破天荒な行為をやってたのが大好きだったので、それと同じことがある程度今のネットラジオで復活してきてるのが嬉しいわけ。番組にもよるんだけど、それはかつての地上波でも同じなわけで結構昔と変わってないんだよ。

だからくりかえすとアニメの本数が増えたことで個人的に嬉しかったことはその点で、アニメ単独について語ることは今そんなに興味がなくて、むしろアニメやオタク文化を共通話題を核とした、多少カオス化した「イベント性」の方について語ることが好きだな。それは特に声優に関して語ることじゃなくて、俺は声優ファンでもないし、結局、昔でも今でもカオス化した、祭り化した「イベント性」が元々好きなんだと思う。

http://www.nicovideo.jp/mylist/39825/32699?sort=1

大魔法峠のキャラソンはぷにえの放送禁止ソングの含めて名曲が多いんだが、「ぼくパヤたん第2章(ぷにえの放送禁止ソング3)」が一番歌詞の内容としては奥深い。
http://www.nicovideo.jp/watch/1177844153