第4話『勝利の味はキスの味』(2002/09/28放送)

脚本/大河内一楼
コンテ/斧谷稔
演出/久保山英一
作監重田敦司

■トゥンが心臓発作を起こしたのか、ナンが彼を抱えて医者のところまで走る。
■学校帰りのゲイナー、サラ、ベロー。9号ユニットに隠し倉庫があるらしい。
■「ヤーパンの天井」では、居住区の人々のストレス解消のために、
ゲインが賭け格闘技「クラチ」を開催する。
■アナ「ああ見えてもあの人には人を治めるセンスがあるようですね」
ゲイナー「あいつが?」
■ゲイン「いいだろぉ。俺、ついカッコ良くなってしまったな。気に入らないか」
ゲイナー「なんか詐欺みたいな闘い方でしたよね」
ゲインはゲイナーを「クラチ」に誘い、コナが駄目押しする。
■賭け事をたしなめるリュボフ。が、ゲインのムキムキに萌え萌え。それをコナにつっこまれる。
コナ「ゲインはガウリ隊のもんだからね!」
■ゲイナーVSゲインの「クラチ」にサラの唇を賭けることになってしまう。
■リングの外、リュボフとコナの間でも言い争いが始まる。
■ゲイナーはあっけなくゲインに倒される。
■シベ鉄。ケジナンとエンゲに陰口叩かれるヤッサバ。
アデットが2人を叱る。
アデット「あたしが惚れたヤッサバ・ジンはね、
あんたらごときが相手になれるような男じゃないんだ」
■陰で聞いてたヤッサバはアデットのその言葉に感動して彼女に抱きつく。
ヤッサバ「見せてやるぞ! アデット、俺の強いところ!」
■ラッシュロッドにストップコートを装着させ、アデットを連れて
ヤッサバは「ヤーパンの天井」へと向かう。
■「クラチ」の競技場。ペローも負けたらしい。
■ガチコの上のサラとゲイン。
サラ「場所ぐらい、選ばせてくれるんでしょ?」
ゲイン「ん?」
サラ「賭けの商品」
ゲイン「ククク、女性の口づけは、賭けでするようなものじゃない」
■ペルファからゲインに電話。トゥンのために薬(レキシントン・ アンプル)が必要らしい。
看護婦エリザベスが今回よく喋る。
■サラが9号ユニットの隠し倉庫にならその薬あるかもしれないと、ゲインを案内する。
■サラは容易く倉庫のロックを爆破。
サラ「孤児だった女の子が生き残るには、このくらい出来ないとね」
■「ヤーパンの天井」上空に現われたラッシュロッド。
コックピットのヤッサバはアデットのキスで勢いづく。
■「クラチ」のリングには何故かリュボフとコナが上がってる。
■ラッシュロッドのオーバースキルで1号ユニットの時間が止められ、後方のユニットが
玉突き衝突して移動が止まる。
■9号ユニットからの通信で、サラとゲインが一緒にいることに驚くゲイナー。
■ヤッサバ、オーバーマン同士の1対1の決闘を申し込む。
キングゲイナーが勝てば、時間を元に戻す。ラッシュロッドが勝てば、
「ヤーパンの天井」はここに街を作り、税金をシベ鉄に払う、
街は「アデット・タウン」という名前にする。それが条件。
■アデット「あんた、人を嬉しがらせるセンスのある人だねぇ」
マンマン「…街の名前はともかく」
ガッハ「受けるしかあるまい」
キングゲイナーVSラッシュロッド第三戦。
ヤッサバ「アデットはそこで、強いオレを見ていろ!」
ゲイナー「一騎討ちなんて、時代遅れもいいところじゃないんですか!?」
ヤッサバ「刀の時代から、男の決着はいつも、一騎討ちというのが、男の美学ってもんだ!」
ヤッサバ「男が生きる美しさというのはだな〜、全力を尽くすなかにこそ、ある!」
ゲイナー「手抜き無しの闘いってことか!」
ラッシュロッドのフレイムを跳ね返され、ヤッサバは炎の時間を止めてそれを防ぐ。
アデット「自分の攻撃を自分で止めてりゃ、世話ないわ」
冷めてるアデット。
その一方でヤッサバは、
「今日のヤッサバ・ジンは、負けるわけにはいかんのだ!」
■ゲインのガチコは薬を届けるために1号ユニットの中を歩く。
どうやらラッシュロッドの「時を止める」波動を受けた物体が止まっているだけで、
空間そのものの時間は止まってないらしい。だからゲインは動ける。
■前回と同じ手で、止められた「嵐」のなかで翻弄されるキングゲイナー
■1号ユニット内ペルファの診察室。頼まれた薬をトゥンに注入できるよう
ゲインはセットする。
ゲイン「皮肉なものだな…時間が止まっていなければ、この男は発作で死んでいた」
「嵐」の中、今度はキングゲイナーが「時間を止める」スキルを使う。
■ゲインがラッシュロッドを狙い撃ちしようとする。
アデットはそれに気づく。
アデット「男同士の1対1の勝負の邪魔をするな!」
ゲイン「アタマのチカチカ信号を狙い撃つと、あいつのオーバースキルは使えないんだろ!
ず…図星のようだなっ、姐さん!」
アデット吹っ飛ばされる。
■サラからゲイナーへの通信。
サラ「オーバースキルを使えるなら、待っていてはだめよ」
ゲイナー「サラ? ゲインさんは何て言ってるの?」
サラ「ゲインはペルファさんのところへ行ってるわ。私は一人よ」
ゲイナー「一人? 本当に…ごめんなさい」
サラ「なんの話?」
ゲイナー「勝負に負けちゃって、君に迷惑をかけたんじゃないかって」
サラ「わざと負けたの!?」
ゲイナー「違うよ、違う! 勝ってサラとは…」
■ラッシュロッドは「時を止める」波動をキングゲイナーに投げつけてくる(時間止め張り手)。
ヤッサバ「見ているかアデット! オレは世界一強い男だろが!!」
サラ「勝ってあたしにって、何よゲイナー君」
ゲイナー「…サラのご褒美をもらいたかったんだ!!」
ヤッサバ「アデットォ〜見ろ〜!」
ゲイン「子供相手に、いい大人がっ!」
黒いサザンクロスの狙撃。
サラ「ご褒美のキスぐらいなら、いつでもあげるわよ!
そんなもの初めてのことじゃないし…」
ゲイナー「初めてのことじゃない!?…シベ鉄!!」
ゲイナー、ゲームで使った技(オーバーマルチキック)でラッシュロッドを粉砕。
ヤッサバ「アデットォ〜見るな〜」
■止まっていた1号ユニットの時間が動き出す。
喜ぶナンとトゥン。
■何故かユニット内にいたアデットが不意に(家畜を下ろす?)カゴの中へと押し出され、
彼女を乗せたままそのカゴが下へ転がり落ちるギャグ。
■ラッシュロッドとヤッサバはガウリ隊に捕らえられる。
ヤッサバは固まってる。
ペロー「あ〜っ、あの二人〜」
ゲイン「今日は見逃してやれ。勝利した男には当然だろ」
■その勝利したゲイナーとサラ。
サラ「あたしだって、お母さんらしい人からいっぱいキスしてもらった思い出ぐらいあるわ」
ゲイナー「ああ…」
ゲイナー・サンガ、サラからご褒美をもらう。

ヤッサバ編、中編という感じですか。そろそろ台詞が増えてきました。

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