プラネテス 20話「ためらいがちの」(公式・NHK)

脚本/大河内一楼、コンテ・演出/北村真咲、作監/斉藤久・工藤昌史・しんぼたくろう・高瀬健一、総作監千羽由利子
あらすじ
全体的に「つなぎ」の話だったので感想も簡単に。フォンブラウン号の2次試験は以前『スピカ』でもやってた閉鎖環境適応試験。ここでハチマキはハキム、サリー、レオーノフの3人とチームを組むことに。で、試験中のメインの課題は(『スピカ』の場合はドミノを立てることだったのに対し)フォンブラウンの模型の組み立て。組み立ての最後にレオーノフが言う「女の子に触れるようにやさしく」云々のセリフは『キングゲイナー』繋がりですね(笑)。で、試験終了数時間前に「仕組まれたトラブル」が起き(『スピカ』でもあったような気がするけど、さすがに『プラネテス』の方がシビア)、今回もフォンブラウンに強くこだわるハチマキは他人を殺すことも厭わないという姿勢を見せる。ハキムもハチと同じ姿勢だったので二人の間に仲間意識が生まれることに。結局、チームから死人を出さずに試験をクリアするわけだけど、もう少し演出上緊張感が欲しかったかな。サリーの声の勝生真沙子さんはイメージ通りでした。一方、デブリ課の方はハチの抜けた穴を埋める補充要員として新人が来るのかと思いきや、なんとクレアが配属されることに。今回はクレアに関してはそれだけで大きな動きなし。むしろ大きな動きといえば、タナベがチェンシンにハチのことを聞こうとして、逆にチェンシンが(前回のハチマキに感化されたのか)タナベに強引にせまったこと。チェンシンは「黒」化しないだろうと思っていたのでこれは意外でしたね。ハチの適応試験よりもインパクトあった(笑)。あと残り6話、だいたいのおおまかな流れは読めて来たんですが、チェンシンの展開は読めませんねえ。

プラネテス 7
プラネテス 7幸村誠 谷口悟朗 田中一成

おすすめ平均
starsう〜ん、さすが!!
stars誰に何と思われても・・・
stars男のわがまま
starsきれいごとだけでは生きていけない

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