とりとめのない近況

Twitterだと注目率が高いので迂闊なことは言えない空気になってますが、ブログだと、食いつきのいいタイトルを付けるのでなければ、あまり観る人が少なく、返って好きなことが書けるのではないかと思い、一貫したテーマ決めずに散漫になりますが、つらつらと書いてみようかと。

定点観測については、ネタも含め感想ツイートのスピードが加速しすぎて本編観てないのに観たような気になってしまうのは、とりあえず傾向を知るにはいいんですが、じっくり見直すと印象が違ってたりする事もあるので良くも悪くも、というところですね。リアルタイムアニメに関しては数が多いのはもちろんのこと、個人的な時間の制約からますます継続して視聴する作品がどんどん減っています。また、有料ネット配信の課金に対して、1本の映画ならともかく、十数本のシリーズに一話あたり数百円払って最後まで観てそのコストに見合っただけの内容なのか、という疑問があり躊躇してしまうことがあるように、たとえテレビ放映の録画であっても、時間がなければそれを消化する時間的コストを考えて躊躇することもあるでしょう。

なので、いかんせん選別せざるを得ず、これを切る切らない、と言うと不快に思う人がいるかも知れませんが、そこはそれぞれの人の事情によってやむを得ないことだと思っています。
それもリアルタイム視聴の弊害?で、放映中のアニメに関して昔よりも賛否両論が激しくなって、Twitter上での無益な争いが増えれば増えるほど、本音を言いづらくなり、争いを避けるためにあえて褒めようとしてみたり、文章力の上手い人はオブラートに包んで批判したり、よく見かけますが、それもやり過ぎると元々のアニメ本編から乖離して、コメント力、文章力の競争になってしまって、また無益な争いを繰り返してしまう気がします。そしてしばらくすればうやむやになって騒ぎが消える。

これは以前にもあった話で、ネット上で感想を書くとTwitterが特にそうですが、ツールに罪はないと思いますが、どうしてもアニメをネタにしたコミュニケーション化に陥ってしまうところがあります。あっという間に騒がれてすぐ冷めるのは、タイムラインの流れが早いことも併せて、コミュニケーション目的になりがちであることと、主に1クールの作品が多く、作品の入れ替わりが激しいことも関連してる気がします。制作者側があまり視聴者のことを考えてないこともないでしょうが、所詮商売なのでどんどん新作を投入する。

個人的には制作者側に言いたいこともありますが、アニメを観る人の視聴環境は人によって様々ですから、あまり言っても仕方ないというか、諦めました。諸事情で限られた時間内で視聴可能な作品を観るしかない。リアルタイムでなくても、すでにパッケージリリースが終了したちょと前の作品をレンタルするなり溜まった録画等で今の流行から離れてじっくり見るのも一つの手です。実際、いくつか実行しています。ただ流行のアニメも流行っている内に観ておきたい誘惑もあって悩ましいところではありますが。

ただし、今は昔のように次から次へと革新的な作品は生まれない時代なので、少しでも人気が出た作品は、商売上の事情も兼ねてか、2期、3期、劇場版、OVA、イベント(聖地巡礼的なものも含む)、キャラソンリリース、限定的な再放送等を展開したりして、ファンのモチベーションを途切れないようにしてるのは、やり方によってはあざとい感じはしますが、逆に言えば制作者側の誠意なのかな、とも思ったりもします。


というわけで本題は終わりますが、昔のようにブログでこだわってじっくり感想を書けるような作品が出来てほしいんですね。なかなか個人的に引っかかるものがないので仕方ないですが。
強いて言えば、「パシフィック・リム」を観たときに、吹き替えの杉田智和繋がりではないんですが、少年がパイロットであることが多い日本のロボットアニメのジャンルのなかで、「翠星のガルガンティア」の「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」であるチェインバーの半自律型のロボットにパイロットが乗る、というのは、あのラストも含め、改めて興味深いんではないかと再認識したところで、こだわりたい気持ちはあるんですが、難しいかなと。ついでに発売直前のBDBOXを買うかどうか悩んでもいます(笑)。