最近のアニメ、たとえば「Fate/Zero」と「君と僕。」など。

まず、前置きを。主にアニメ感想中心のTwitterは止めてしまったし、創作系の別アカウントはまだ生きてますが、ほとんど放置の状態です。ということは個人的にTwitter自体に飽きてるんでしょう。またフェイスブックも随分前に登録したまま放置状態であれの場合は相手がいなければ意味がありませんし、単純にアニメ感想に使うには意味が無いような気もします。

もちろん、複数の人間で何らかのアニメ系の同人誌を作るための打ち合わせ等のツールとしては意味があるかもしれませんが、Twitterで充分じゃね、という気もするんですね。

前置きもうちょっと長くなりますがご容赦くださいw

もう一つmixiがありますね。mixiの仕様変更が他のSNS等を意識しすぎて短いスパンで激しいわけですよね。それで飽きてやめた人もいるでしょうが、当初からのマイミクさんとのシガラミもあって(コミュの管理人もやってたりしてなかなか抜けられない、等々もあり)退会しないけど放置してるのが大半ではないのかと思います。

個人的にmixiを止められない理由は、いくつかのコミュの管理人もやってたりすることと、足あと機能が使えなくなっても、まだメッセージはwebメールとして使えるからなんですが、さらには以前Twitterで相互フォローしてた関係よりはマイミクさんとの付き合いが多少深かったりするからですね。ま、マイミクさんすべてと付き合いが深いわけではなくて、ごく一部なんですが。この事情はあくまで個人的なものですから、人によっては様々なツールを使った関係があるのでしょう。

さて、ちょっと本題に近づいて来ました。ごめんなさい。

最近のアニメについてはあまりmixiの日記でもこのはてダでもあまり書いてはいません。
以前、アニメは卒業した、とも言いましたからあえて避けていたところもありますが、自分が語るより、若い人に任せたほうがいいと判断したからでもあります。

もう一つはだったら創作系の方に引っ込んだ方がいいんじゃないか、というのもありましたが、震災以降、いろいろ悩んだ結果、自分が80年代の文化に毒されていることを非常に突きつけられてしまって、自己満足でさえも書けなくなって途方にくれてしまったこともあるわけです(ちなみに、昨日になりますが、演劇集団円公演の「ウエアハウス」という芝居を観てきたんですが、「震災以降」ということを考えても、地震原発事故ネタを使わず、Twitterの限界問題や、橋爪功氏が、飄々とした老人の通り魔?を演じていて、今後の「日常」に本質的に通用する非常に優れた芝居で面白かったです。そういう意味で創作のヒントのようなものはつかんだのですが、やはり自分の実力の低さを思い知らされて、かなわないなあ、と現状はあまり変わらなかったりします)。

ウエアハウス-circle-


ただ、あるマイミクさんから、最近のアニメについてどう思っているのかよく聞かれるので、アニメは卒業しても、ニコ動等でつい惰性で観てしまっていることもあるので、ある程度距離は取りつつも思うことはないわけではないのです。しかし、ブログ等でいちいち書くのも面倒なので、そのマイミクさんとはスカイプで随分前から床屋談義程度の話はしています。床屋談義程度の話だから、もしブログで書くとしたら床屋談義レベルではどうかな、というのがあるわけです。そんなレベルだったらTwitterが合ってるし、とはいえTwitterは飽きてしまっているし、もしブログで書くとしたら、それなりの準備をしてある程度話が広がるようなものでなければならないよなあ、と自分では思っているんですが、それをやるには面倒がかかりすぎるのと、やる価値のある作品が最近はあまりないと個人的には感じてしまっているのでやらないのです。だから繰り返しにもなりますが、自分が語るより、若い人に任せたほうがいいという判断になったわけなのです。

しかし、再びただ、です。Twitterを止めてしまって発言の場所が実質ここしかなくなったので、Twitterレベルの最近のアニメについて書いてもいいかな、と最近思うようになりました。ただし、以前のように毎日書くというわけではありません。これはまあ、Twitter的にほんとに気が向いたときだけです。定期的に書くわけではたぶんないです。

前置きが長くなりすぎました。どちらが本題か分からなくなってきましたがw

それでは本題。ちなみにネット配信メインで視聴しているので地上波放送からだいぶ遅れてます。
基本的には以前書いたようにニコ動中心ですが、バンダイチャンネルでの配信もチェックした方がいいのかな、とも思いましたが、時間の都合もありどうなるか分かりません。

では、

Fate/Zero」は原作も以前のアニメ版も観てないので完全に初見。
過剰な設定説明セリフは聞き流してたけど、それでもキャラの立ち位置は比較的分かりやすかったから構成は悪くなかったんじゃないかな。しかし、ちゃんと設定を押さえて律儀に理解をする人にはやはり不親切かもしれません。

コメで劇場版みたい、というのがありましたが、それは映像的な部分でキャラクタードラマとしてはテレビ的だと思いました。しかし、確かにテレビであのクオリティがどこまで持つのか気になりますね。まあ、頑張り過ぎちゃうのがユーフォーテーブルらしいところではありますが。

君と僕。
予想通り、コメが荒れる荒れるw

監督は神戸守さんで、若い人には「エルフェンリート」や「ソラノヲト」で知った人も多いでしょうが、もう約10年前にもなりますか、「コメットさん☆」から追いかけてきた自分からすると、いままでの監督作品歴から、これは邪推ですが、なんとなく雇われ監督の立ち位置のものが多いのです。

だから、今回、神戸さんがどこまで本気なのかよくわかりませんが、少なくとも原作一巻は読んだので、その比較で言うと、原作ファンの不満も分からなくもないです。原作の方がもっとふわっとした感じです。

アニメの方は原作にはないリアルな猫のカットを何回か挿入してたところから察するに、多少渋めの空気感を加えようとしてたんでしょうか。音楽もなんとなくそんな感じだし。神戸さんの意図なのかどうか分かりませんが。

神戸さんの演出はどうしても淡白になるので、原作の空気感の完全な再現は無理だと思っていましたが、アニメ版で独自のトーンを入れてきたので、その兼ね合いがかえって中途半端な感じにしちゃったな、という印象です。

上記のマイミクの方は、
>「ゆるゆり」「らきすた」みたいな・・・・とかばっかで、誰も「苺ましまろ」挙げてないのが笑いを通り越して呆れて更に笑うしかないって感じですよ。

と言ってましたが、「ゆるゆり」「らきすた」には近いかもしれませんが、「苺ましまろ」は違うと思います。ただし、原作の「苺ましまろ」なんですが。「苺ましまろ」がまったりした雰囲気と認識されたのはアニメ版の影響だと思っています。原作の方は最初は方向性が定まってないような感じがありましたが、最新刊では完全にコント漫画です。ちなみに「日常」は不条理ギャグ漫画です。さらに言いますと分かってる方もいるかとは思いますが、「よつばと」はギャグ漫画ではなく、ちゃんとドラマのある日常物語です。「苺ましまろ」(原作)はドライですが、「よつばと」はウェットな印象です。

話を戻しますが、「君と僕。」については、
京アニだったら原作に忠実に作るだろうから、例えば「けいおん」と同じスタッフが作ったらどういう反応になってたか見たかったですねw

その他のアニメですが、「ピングドラム」が面白くなってきましたね。地上波で先行して話題になってるところまではまだなんですが。

あと、神山さんの新作「009」のPV観たけど、どうなんですかね。話がどうなるか次第のような気がします。