東のエデン 劇場版I The King of Eden
ここにアップするまでのものでもないかと思ったけど、まあ、mixiで書いたものをそのまま転載。
まずは鑑賞直後、劇場のロビーでちょろっと書いたメモ的感想。
東のエデン観た。期待値を下げれば、まあまあ面白いと言えるかな。ジュイスの受け答えが各セレソンによって違っていて、より人間味があったのがよかった
http://twitter.com/tobofu/status/6163308151これに今補足するとすれば、ついったーでも誰かが言っていたが、TVシリーズの続きをそのまま劇場で流した感じ。「劇場版」としてクオリティアップさせたようには見えなかったし、TVシリーズ一回観ただけで観かえしてはいないし、総集編も観てないので、記憶に頼るしかないのだが、なんとなく、むしろTV版より多少クオリティ落ちてるような気がした。
お話に関しては、TV版、総集編を観なおすより、神山監督の小説版を読んでおいたほうが、より分かりやすいと思う。神山監督の小説版は小説としてはいかがなものか(笑)という気はするが、設定、状況等の詳しい説明を得るにはいいサブテキストになっている。
あとは単純に面白かったのは↑にも書いた、ジュイスの人間らしさが強調されてるところですかね。どうやら、各セレソンにそれぞれ御付き?のジュイスが複数いるらしく、あるわがままなセレソンの場合は、ジュイスが振り回されて、逆にジュイスがセレソンを叱り付けるとか、セレソンに憧れのようなものまで持っているジュイスもいるし(声のトーンでわかるんですが)、極端には自己犠牲をも厭わないジュイスもいたりする。
そのくらいですかねえ。
ここ用にさらにひと言補足するとすれば、要するに「少女マンガ」なんだよね。「ニート」やら「既得権益」がどうのとかいうのはあくまで背景要素でしかなくて。
社会派映画としては、キャラ造形や、セリフのやりとりがあまりにステレオタイプ、ベタすぎて見てらんない。
マクロスFも劇場版観ましたが、あれに至ってはついったーでちょろっと書いたのみ。
とにかく、マイマイ新子が(個人的には)圧倒的すぎたからなあ。