とある科学の超電磁砲 4巻

予想通り、御坂美琴自身の話になったので、妹達(シスターズ)が出てくるし、当然、一方通行(アクセラレータ)も登場するわけで、そうすると「禁書目録」と展開がかぶってくるわけで、すでにアニメ版の「禁書目録」でそこは観ている分、微妙でしたかねえ。たぶん上条さんが本格的に登場する展開にならざるを得ないとも思いますし、そうすると「外伝」としての立ち位置はどうなるんだろう、とか思ったりします。妹達(シスターズ)を多少ボケキャラにしてるところは、つかみとしてはいいとは思いますが。

アニメ版の「超電磁砲」も2話以降、どうも話の引き伸ばし感があると思ったら、2クールやるそうで、ああ、それでオリジナル要素が入って来てるのか、と納得はしたんですが、やっぱり2クールは長すぎのような…(逆に「禁書目録」は詰め込みすぎで2クールは短すぎたんですよね。2クールで「総集編」をやったという印象で、原作未読でもこれは4クールは必要だな、と放映当時思ってました)。

まあ、個人的な好みの問題になってしまうんですが、「超電磁砲」はマンガ版3巻まで読んで、なんというか、目新しいものはないが、B級アクションの事件解決もののテイストが感じられたのが良かったので、アニメの方も、そのノリで、1クールくらいで畳み掛けるようなテンポでやって欲しかったなあ、というのが本音なんです。
それもあまりハードではなく、準子供向けレベルといいますか、それくらいがちょうどいい素材だと思っていて。伝わりやすそうな例を挙げれば、OVA版の「R.O.D」の対象年齢をもう少し下げた感じですか。逆に年齢的にもう少し上だと今放送してる中では「DARKER THAN BLACK」あたりなんでしょうけど。
でもやっぱり今は「女の子たちの日常」がどうの、とか入ってきちゃうんですね。それはそれで悪くはないと思いますけどね。自分の好みとは違うだけで。

このままだと、長々と構成の駄目だし感想を書いてしまいそうなので、それよりかは、いっそのこと、二次創作的なものをやってしまう方が個人的には精神衛生上、いいかな、と感じる今日この頃です。

実際やるかどうか、できるかどうかは別ですが。