イデ(イデオン)という「キャラ」

またニコ動の話になるが、発動編を久々に観ていて、まあ、何年か前にレンタルで観た時と同じく、これはある種のホラーだよなあ、とか思ったんだけど、「イデ、マジ外道、鬼畜」みたいなコメントがあって、「イデ」を「キャラ」として見てる人間がいて、なかなか興味深かった。 例えば「ほしのこえ」で、「「世界」っていうのはケータイの電波が届く範囲内のことだと思ってた」とかいうセリフがあったわけだけど、なんていうか、「イデ」を遠い存在として見てるんじゃなくて、あたかも自分の身近な存在、距離が近いものとしてとらえてるっていうか。

俺がリアルタイムで観た時は「イデ」を「キャラ」としては見てなかったよな。当時一般的にどうだったかは忘れたけど。

キッチ・キッチンやアーシュラの首がふっとんだりするシーンも、衝撃的ではあったけれど、酷いというよりは、ああ、アニメでそういう表現が出来るようになったのか、という感じ方の方が強かった。
時代だなあ、と言ってしまえばそれだけなんだけど。