「アニメ雑誌」の「現在」についての補足

そういえば、今月の「Cut」もアニメ誌になっていたなあ。

Cut (カット) 2006年 12月号 [雑誌]Cut (カット) 2006年 12月号 [雑誌]

ロッキング・オン 2006-11-18
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老舗の大手アニメ誌はまあだいたいグラビア誌化して、かつていったん滅んだ批評系のアニメ誌はネットのアニメ系ブログの普及によって、その後押しを受けるような感じで、アニメ系ブログのまとめサイトの書籍化みたいなものとしての、記事主体のアニメ誌?(俺としては「オトナアニメ」さんがそうなればいいと思ってるんだけど)という棲み分けに加え、アニメがもうアニメファンや、オタクだけのもではなくなって、普通の娯楽になってるから、今回の「Cut」や、「インビテーション」やら「スタジオボイス」やら「コンティニュー」やらアニメ専門誌でないものがたまにアニメ誌化するという、新しい局面があるのかな。それに新聞でも普通にアニメ記事が載るようになったし。そういう、アニメ誌でない媒体にアニメ記事が載ったりする場合、ぬるい記事もあれば、意外に鋭い記事もたまにあったりするんで(「アニメ専門誌」にそういうのがまとまってくれなくて、分散してしまうので)、いい記事を発見するのが結構大変。
是非、ライターの皆さんは自分のブログ等で告知、宣伝してくれると嬉しいんだけど。
↑まあ、例によってちゃんとした分析じゃなくてたんなる思いつきなんで、その程度のもんだと思って(笑)。