懐深いか?エウレカセブン

また3話を3回も観てしまった。今回の見どころは月光号の発進シークエンスなんだと思うけど、このシーンで、なんとなく「劇場版クラッシャージョウ」を思い出した。ドラマ的には後味悪かったりしてあんまり評価されていないんだが、ガンダム「めぐりあい宇宙」直後ともあって、安彦作画アニメとしてはレベルが高く、非常に脂がのっていた。私は当時高校生くらいの時に観て、バカの一つ覚えみたいにメカが必ずバーニアを吹かしてターンするところに非常に興奮した。メカシーンに興奮した、という記憶しかない。

そんな似たようなシークエンスや勢いみたいなものを月光号の発進に感じたのだ。1話は「フリクリ」テイスト。2話は「エヴァ」2話。そして今回の「エウレカ」は80年代風な明るさと作画テイスト。まだ始まったばかりであんまり持ち上げるのもアレだが、このアニメ相当懐深いのかもしれない。いろんな引き出しを4クールに渡って出してくれたら、奇跡以外のなにものでもない。もし、ネタが充分にあるのなら、4クールというのは決して悪くない長さだ。