コラム

電脳コイルとかけて、理系クリエイターの純粋な(ある意味能天気な)魔術、呪術への憧れ、信仰と解く。その心は?

放映前の期待が高かった、あるいは放映始まってもまあまだ3話だからこれを言うのは酷だろうけど、世界観とアイテム等、設定に関しては面白いはずなのに、何故盛り上がらないのだろう。俺の勝手な妄想で言えば、藤子Fの少し不思議的スタンスをジブリ風テイス…

仮説:「キャラ」の一貫性と一貫性を無視したがゆえに作画崩壊と非難する最近の風潮

ちょっと前ならうつのみや作画、最近、記憶に新しいところでは「グレンラガン」の騒動。まあ、客観的に言えるほどまあ、気になる程度でしかないんだけど、最近の風潮としてたぶん若い世代に顕著だと思うんだけど(もちろん若い人全部そう感じてるわけではな…

今春アニメ新番、タイトル変更、OVA先行放送を含めると、全65本という史上最多の改編期

http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20060311 めまいがするような数なのだが、一つのある傾向があるようだ。ただ数が多い、というだけでなく、マンガ原作、ラノベ原作、ゲーム原作、続編、放映期間延長もの、と、企画自体にそれなりにコストをかけずに済むライ…

「普通のアニメ」はどこにあるか、そして「突出したアニメ」はどこにあるか

たまたまヒマなので普段思っていることを長々と書いてみよう。今月(ニュータイプ12月号)の藤津亮太さんの「アニメの門」のことなんだけど、正直、苦しい文章だな、と思いつつ、内容としては乱暴にまとめてしまうと、「『普通のアニメ』のすそ野の広がりが…

フリクリはやっぱりサブカル寄りなのかオタク寄りなのか

フリクリ DVD-BOX出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2005/07/06メディア: DVD購入: 1人 クリック: 63回この商品を含むブログ (80件) を見るhttp://animesama.cocolog-nifty.com/animestyle/2005/08/dvdbox_5276.html 噂の解説書は手間はかかっているけ…

オタクVSサブカル(ユリイカ 第37巻第9号―詩と批評)

ユリイカ2005年8月増刊号 総特集=オタクvsサブカル! 1991→2005ポップカルチャー全史作者: 加野瀬未友,ばるぼら出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/08メディア: ムック クリック: 95回この商品を含むブログ (128件) を見る買いました。まだパラっとしか読ん…

「苺ましまろ」と「かみちゅ!」

まあ、コラムというほどのものではなくて、単なる思いつきなんだけど、微妙に同系統なので比較されがちな「かみちゅ!」と「苺ましまろ」の話を少々。とりあえず、先日の「苺ましまろ」3話の演出は比較的普通でしたね。個人的にはもっと温度低いものが好みな…

WEBアニメスタイル対談、佐藤竜雄×小黒祐一郎 その1

http://www.style.fm/as/13_special/houdan_050617.shtml に対する反応。巡回中に二つほど見かけたので取り上げてみる。 アニオタフォース http://aniota.s54.xrea.com/mt/archives/002211.html ぶっちゃけ最近の意識としては「作画が良ければ儲けもの」くら…

オールドファンにとっては安心して読めるアニメ誌連載

「この人に話を聞きたい」と「アニメの門」のことです。もちろん、「この人に」はアニメージュでのアニメ様の連載。「アニメの門」はニュータイプでの藤津亮太氏の連載。ニュータイプはこの連載が始まった途中から再び買うようになった。アニメ様はマニアだ…

アニメ映画の棲み分けの明確化

今月のニュータイプ6月号、藤津亮太氏の「アニメの門」より。 今アニメの映画は「プログラムピクチャー」と「作家の映画」の棲み分けが明確になっている。それがアニメ映画が一皮むけない一因でもあるのだろう。 あまり大昔にまで遡っても仕方がないが、60年…

アニメと感想

アニメ様が編集長のヒトコトで「映画と文章」について書かれていますが、 http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/00top.html 僕は、アニメやマンガについて書かれた文章、映画について書かれた文章を読むのも、大好きです。だけど、先にそれを読んで知識を得る…

懐深いか?エウレカセブン

また3話を3回も観てしまった。今回の見どころは月光号の発進シークエンスなんだと思うけど、このシーンで、なんとなく「劇場版クラッシャージョウ」を思い出した。ドラマ的には後味悪かったりしてあんまり評価されていないんだが、ガンダム「めぐりあい宇宙…

ゲーム的構成?

実は去年の6月くらいからmixiやってるんですけど、その中で他の人たちとのやりとりで、「ファンタジック〜」は毎回違う断片、伏線、謎を提示して、視聴者がストレス感じ始めた頃に一気に串刺すように一本話の筋を通して、カタルシスを感じさせるようなやり方…