スクラップド・プリンセス 22話

脚本/名田寛、コンテ/増井壮一、演出/橋本昌和

公式ストーリーコラム
今回、ほぼ全編生活シーンで、こういうのは嬉しい。


ゼフィリスの照れその1。

パシフィカ「あ、ゼフィリスも食べない?」
木に半分隠れてるゼフィリス。このカットが最高。
ゼフィリス「私は戦闘兵器なので…一応」
パシフィカ「いいじゃん、別に」
シャノン「そんなとこいないで、こっちこいゼフィ」
躊躇しつつ、シャノンのとなりにやって来て、パシフィカから料理を受け取り、
シャノン「気分だよ、気分」
頬を赤らめるゼフィリス。
ゼフィリス「…はい」


パシフィカの不味い料理に対する反応で、レオが「そんなおいしいですよ〜」の直後に吐き出すとか、その後ウイニアの料理が出て来て皆の反応が違うのでパシフィカが「やな感じ〜」と言う、そのセリフ直前の表情と「間」。


疲れた足の指に石を挟むパシフィカ。


夜、フューレと行った風呂屋の札を見て、記憶が戻ったことでそれが何かわからず、わけもなく泣いてしまうパシフィカ。


自分そっくりのピースメーカーの大ボス(?)に会うパシフィカ。
そんなシリアスなシーンの後に、ゼフィリスの照れその2。

パシフィカ「見えなかった? いたでしょ、変な女の人が」
シャノン、パシフィカを指差し、
シャノン「これか?」
パシフィカ「ちっがうてかこれとか言うな」
ラクウェル「どんな人?」
パシフィカ「あたしにそっくりな、きれいな人」
シャノン「お前言ってること変だぞ」
レオ「変じゃないですよ」
パシフィカ「私のこと、プロビデンスブレーカーって呼んだんだよ」
シャノン「わ、わかった。まて、おいゼフィ、お前には見えたか」
ゼフィリス「いや、何も見えなかった。まるで霧が掛かったような状態になって」
パシフィカ「じゃあ、あたししか見てないの?」
ラクウェル「幽霊?」
ゼフィリス「幽霊という存在を見たことはないが、ま、無事で良かった」


らしくないことを言う(あるいは人間らしいことを言う)ゼフィリスに唖然とする一同。それに気付き、また恥じ入るゼフィリス。


などなど、今回は個人的にツボなシーンがたくさん。