細野と坂本のセルフカバー

今日久々に更新頻度が高いのは、たまたま仕事が休みなのでヒマなのと、たまにははてなの方でサービスしなくちゃなあ、と思ったからなんだけど、ネタ探しで言うと、そいうときはアマゾンよりはiMSに入り浸ることが多い。まだまだ品揃えが十分ではないんだけど、一曲単位で言えばそこそこ欲しいものがあったりする。
で本題だけど、細野が最近の新作で元々テクノの曲がカントリーのようなバンドサウンドになってしかも結構カッコイイのと、一方で坂本はお得意のピアノ路線でかつてのテクノ系の曲をピアノで表現していて、それぞれの志向がはっきりしていて実に興味深い。

/04
/04坂本龍一 MC SNIPER Peter Barakan

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/05坂本龍一

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俺は世代のせいもあるけど、富野信者と同レベルでYMO信者なんで大目に見ていただきたい。
それから、つい最近の新聞の坂本の活動についての記事があったけれど(昨日か一昨日かわすれたけど。朝日だったかな)、坂本については一番旬だった頃よりさすがに今は全面的に好きにはならなくなったけど、ただ「日本はまだ憲法が歯止めになってる。9.11以降改正されなかったのはラッキー」だと言っていて、その発言だけは同感。
mixiでも書いたんだけど敗戦後、アメリカから何故か理想論的な新憲法を与えられて、今までそれでやてきたんだけど、確か朝鮮戦争あたりの時期で、ベトナム戦争もそうだけど、前線基地として日本はちょうどいいので、アメリカが手のひらを返したように、武力持ちなさい、と言われたりして、今の憲法論争の根っこはすべてここにあると思う。市民社会の原則としては市民革命の結果、市民が新たな憲法を勝ち取るのが原則なんだけど、日本人は市民革命はどうみてもできないんで、戦後直後にもらった理想論的な憲法をいただいたのはラッキーと思っていいんじゃないか。何の悪びれることもないんじゃないかと思うけど。むしろ改正するのは日本人の体質に合わないよ。