交響詩篇エウレカセブン 38話

成長したかのように思えたレントンはやっぱり全然変わってないし、エウレカレントンとのその後で悩んでいる。監督はレントンエウレカが両思いになっても、それでめでたしめでたし、となるわけでもない、その後の現実を書きたい、と言っていたっけ。で、「お父さん」のことがわからないエウレカは「お父さん」になったホランドにどうしたらいいのか聞きにいく。実に微笑ましい。話は「お父さん」キーワードで繋がり、アドロックのことを知っているエウレカレントンに父のことを話すことで、離れかけた二人の関係が、また近づいたり、そんなことの繰り返し。それは「人間とコーラリアンの絆」へと繋がり、「『カウンター』であること」に悩んでいたストナーは新しい方向性を見つける。いい構成だね。何となくこの作品の「ドラマ」の作り方がわかってきたよ。一方、ディーイはどんどん「悪役」への道を進んでゆくゆく。