オールドファンにとっては安心して読めるアニメ誌連載

「この人に話を聞きたい」と「アニメの門」のことです。

もちろん、「この人に」はアニメージュでのアニメ様の連載。「アニメの門」はニュータイプでの藤津亮太氏の連載。ニュータイプはこの連載が始まった途中から再び買うようになった。

アニメ様はマニアだから「この人」はかなりディープでかつ貴重な発言が手に入れらて、資料性が高いんだが、一方、「アニメの門」は視聴者の気分を代弁するというのかな、個人的には「アニメの門」の方が波長が合う。
今回でも、エマのアニメに関して、

それは「アニメ化」がみごとであればあるほど、自立した表現メディアであるはずの「アニメ」が「マンガ関連物」という“川下”のポジションに固定されてしまうというのではないか、というパラドックスについての戸惑いだ

これについては私も感じていて、アニメ版「エマ」は途中で観なくなってしまった。


ま、どちらの連載が優れているということでもないんだけど、この二つの連載、両雑誌を買うのがもったいなかったら、立ち読みでもチェックするのがお勧めです。



蛇足、それから今月号(7月号)の設定資料は両誌とも「エレウカ」なんだけど、アニメージュの方はなかなか凝っているけれど、ニュータイプの方が、アネモネの設定が載ってたりして今後の展開が期待できるようになっている。