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■ボンバーマン・ジェッターズ 45話
脚本/吉田玲子、コンテ/小寺勝之、演出/上坪亮樹。
燃える展開でもなく、思いっきり泣かす展開でもなく、和み系の笑いを交えてじわじわ泣かす新しいパターンの傑作。マイティの記憶と心を持つゼロは、シロボンがいつまでたっても世話の焼ける弟のままだと思っている。しかしシロボンは兄の死を受けとめたことで成長している。思い出話のやりとりで、自分が知らなかったシロボンの姿に驚くゼロ。ゼロと兄の関係を疑いつつも、兄の死を受け入れたがゆえにそれを否定し、マイティへの思いを正直に話せるシロボン。と、同時にその兄の死の受け入れは、マックスに対する憎悪に結びついていた。それに気づいたゼロは、自分の正体を明かすつもりはなかったのだが、自分がマイティ(正確にはマイティ自身ではないのだろうが)であることをシロボンに匂わす。
ボン婆さんのこの台詞も重い。
そうかの。もう…昔のシロボンじゃないよ。お前の知っている、シロボンじゃない。悲しい事なのか、嬉しい事なのかわからんが、人は変わっていくんじゃ。わしが…じいさんがいなくても平気なようにな…
次回はまさかのボン婆さんVSマックス。