「次降ります」ブザーの間合いバトル発生

http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070104#p3

誰がブザーを押すのかバトルの間合い読みは、ただでさえむずかしい。競技化してもいいんじゃないかと思う。ただしそこには「機械仕掛けと人類の美意識の融合を数値化する」みたいな曖昧な感覚が絡んでくるので、なんだろうか、オリンピックでいうなら冬季向けの競技といえるだろうか。前の停留所でドアが閉まった瞬間に早押しするのはフライング、未熟である。次の停留所のアナウンス直後にもコンフリクトが生じるが、ここでの抜け駆けもまた不粋。停留所間の中間距離を過ぎ、行程の 2/3 から 3/4 にかけて降車客の「気」が一斉にブザーへ集束する、その瞬間の和合がすばらしい。

俺もよくバスに乗るのでこれはよくわかるのだが、それはささやかなゲーム感覚。