「アイコン」と直球ドラマの問題

http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2006/11/post_f1fc_9.html

ついでに『ゼーガペイン』も観てるんだが、先日の話で言うとアイコンがひとつしかないんだよ。それは何かというと、ドラマなんだ。絵がことごとくドラマに追従しているという、いたって健全な状態。
だからこそ、あっさりしすぎたキャラとかCGメカの不自由さがキツい。『コードギアス』の絵、あれはコッテリと主張が強いから、逆に無視がしやすいんだよ。「この絵を好きな人は別にいるんだろうな」と、他人を設定することで「逃がす」ことが出来るんだ。増水しそうなほどコッテリしてるから、水路を掘って逃がすわけ。
でも、『ゼーガペイン』はドラマだけで直球勝負してくるから、逃げられない。俺も放送中は途中で何話か観ただけで脱落しちゃったんだけど、一話から見ていくと実に手堅くつくってある。最初から観ないと、その良さが分からない。それは今や弱点なんだよ。
ほら、『ハルヒ』ってのはエピソードの順番を入れ替えて放映したでしょ? あれぐらい狡猾でないと(笑)。あと、最近のアニメって「セカンドシーズン」で逃げるじゃん。いやー狡猾だ。面白い。
でも、だからこそ愚直なまでにストレートな『ゼーガペイン』は放っておけないんだよね。