堤幸彦×鴻上尚史:僕たちの好きだった革命

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鴻上尚史氏と堤幸彦氏、強力タッグで舞台

 劇作家鴻上尚史氏(48)と映画監督堤幸彦氏(50)が強力タッグを組む舞台「僕たちの好きだった革命」が来年2月(28日〜3月11日)に東京・新宿シアターアプルで上演されることが10月31日、分かった。

 「僕たち−」は堤氏の提案から始まった。「69年にガス銃の水平撃ちを受けて、30年間、意識を失っていた男の話」という企画を聞いた鴻上氏が賛同し映画用シナリオを書き上げた。しかし、映画化は進まず、2人の共同企画で堤氏の原案、鴻上氏の原作・脚本・演出による舞台化が先に決まった。2人は長年交流はあるが、舞台や映画でタッグを組むのは初めて。

 高校2年の時に機動隊の催涙弾で意識を失い、30年後に目を覚まし47歳で高校に再入学する山崎に中村雅俊(55)、山崎に心を寄せるヒロイン未来に初舞台の片瀬那奈(24)、同級生日比野に塩谷瞬(24)が決まった。中村はミュージカル経験はあるが、ストレートプレーは初。片瀬は放送中のドラマ「鉄板少女アカネ!!」に出演するなど映画、ドラマで活躍している。

 鴻上氏は中村について「青春を失っていない団塊世代の代表として、物語の中心を背負ってもらいたい」と話している。また、すでに片瀬をワークショップで指導しており「抜群の運動神経とスタイルで、素晴らしい舞台女優の誕生を目撃すると思っています」と期待大。片瀬も「お芝居という面で映画やドラマと感覚は一緒と思っているのですが、見にきてくれたお客さんに楽しんでもらえるよう頑張ります」。中村の学生服、片瀬のセーラー服姿も話題となりそうだ。

 鴻上氏の新作舞台は2年ぶりで「世代を超えた青春学園ドラマ。笑いあり、ラップあり、アクションありの舞台に」と意欲的。来年には堤監督、鴻上脚本で映画化も検討されている。

いずれ戯曲が出版されるんだろうけど、これは実際に芝居観に行きたいなあ。行けるかなあ。映画化もぜひ実現して欲しい。