子供向けを作る大人の責任

http://f.hatena.ne.jp/izumino/20060904070744
http://f.hatena.ne.jp/izumino/20060904070741

連続投稿しつこすぎますか。ようやく、迷いもおさまり、体調が復活してきたのでいいよね。「子供向けを作る大人の責任」はずっと引っかかってるというのは前に書いて、ここを読んでる人は覚えてるかもしれないけど、未だに明確な答えが見つからない。上の芦田豊雄さんのインタビューでは、最初は嘘をついて、後に「あれは嘘だったんだ」って読者は後で気付くことで、考えさせる、という方針らしいんだけど、かつての、子ども向けであっても、シビアな現実を投げかける(子どもは意外に、物事の本質を見ているというとらえ方)やり方と、どっちがいいのかなあ。一つ思いつくのは、かつてはアニメはカウンターとしての有効性があったから、そのやり方が通用したところはあるのかもしれないね。
今は、娯楽オンリーということではなくて、総合娯楽としての「アニメ」になっているのかも。
それに、今書いて思いついたんだけど、大人が押しつけなくても、子どもは勝手に興味あるアニメを観るんじゃないのかな。それがいわゆる大人向けであっても。ブログ時代になっても、ブームに便乗するという部分はあるだろうけど、最初から「子ども向け」と定義されたアニメは、最近はやはり商売優先の匂いがする。