交響詩篇エウレカセブン 47話

さあて、一気にネタバレの回ですよ。地球上で異星体であるスカブと人間は共生できるのか。道筋は示された。あとはデューイと最終決戦ですよ。スカブの存在は、かつて自分が観てきた「惑星ソラリス」のソラリスの海や、「ブレンパワード」のオルファンに比べると、スケール小さいなあ、とか感ずるものの、それをわかりやすく、エウレカレントンとの関係で描くってのはわかる。観念的にではなくて、地に足ついたものとして描く。それはわかった。結局、まっとうにドラマをやる、ってことなんだな。だったらもっと掘り下げないと。今回、設定ネタばらし以外にもドラマとしてかなり重要な回だったはずでしょう? なのに軽く流しちゃった気がする。姉さんだけでなく、父親との対話がもっとあってもよかったはずだ。あとの残り話数はもう作画中心主義的な最終決戦大乱闘で終わるのが予定調和的に見えちゃったんでね、今回でドラマをしっかり押さえられなかったのは痛いなあ。実質的に、今回で「終わり」だと思った。

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ふははは。