雲のむこう、約束の場所

ちょっと迷ったんですが、観てきました。まあ、ドラマ的にどうとかいうより、こういう「作風」だと思えば悪くはないです。一応納得はしました。最後にアレをアレするってことは、決意表明と見ていいんでしょうか。いや、えんえん同じことを繰り返すって作風もありえるからどうかな。

追記。
雲のむこう、約束の場所」感想リンク集
http://www.oyasumi.org/
全部は見てないけど、大地さんとこ(11/2)の、

新海さんの作品はポエムであり、優れた文学短編小説であると思うのだ……。短いフィルムの方が新海さんの魅力は発揮されるような気がする。

が一番的確な指摘だろうと思った。で、新海誠はずっと「ポエム」をやり続けるような気がする。それを、いずれ「ドラマ」に進化するだろうと思っているのは観客である我々の勝手な思い入れと期待であり、その期待が満足されないから(「ドラマ」というフィルターで見るとアラが多く見え、未熟に見えてしまうから)、「セカイ系」などという括りをされてしまうのであろう。尺が長くなろうと、あくまで新海氏は映像詩を作っているのだと思う。