マシュマロ通信 15話(公式)

サンディのアパートにアンジェリカという女の子がやって来て、彼女は何故かやたらとサンディに突っかかってくる。サンディはアンジェリカの態度に、なんとなく小馬鹿にされているように感じつつ、気にしないように自分自身に言い聞かせているのだが、幼いのに物知りで家事をこなすアンジェリカは、近所でも評判の良い子になる。しまいには、マシュマロ通信のメンバーまで、彼女の意見を聞きにくるようになる。しかしそれはアンジェリカの父親のジーニアスという学者の受け売りらしいことを知るサンディ。そのことから、サンディはアンジェリカこそ甘えん坊だと決めつける。そして後半。ついにサンディとアンジェリカの直接解決。街外れの古い洋館までどちらが先に着くか競争し、度胸試しをすることに。アンジェリカは意地を張ってまだ充分に乗れない自転車で参加。レース当日、その最中、サンディはなぜアンジェリカが自分に突っかかってくるのか問いただす。思わせぶりで答えないアンジェリカ。結局サンデイは先に洋館に着き、スタート地点に戻ってくるがアンジェリカはなかなか戻ってこない。そのときアンジェリカを心配してやってきた父親のジーニアスから、アンジェリカがサンディのことが好きなのを知る。そしてサンディは思い出す。アンジェリカはかつてサンディが恐がりでさびしんぼうだったときに一緒に寝てくれた天使だったことを。劇中でははっきりとは触れてはいないが、おそらくアンジェリカはサンディが恐がりでなくなったことを確かめにきたのか。サンディとアンジェリカはお互い意地を張りつつ、友情関係にあるのが面白い。脚本/横手美智子。オチの意外性はないものの、今までにはなかったテイストでしたね。