出撃!マシンロボレスキュー 43話

脚本:兵頭一歩、コンテ:柳沢テツヤ、演出:佐士原武之。前回の予告で、ジェイの歓迎会のシーンがあったのでてっきりまたお笑いかと思ったら、大地のシリアス話だった。全般的にしっとりした雰囲気は明らかに佐士原節で、コンテ的にも細かい部分でアングルやカメラワークが凝っていた。ただ、しっとりしすぎて、ドラマ的には抑揚が少なく、今一つだったかな。大地の気持ちの変わり方が弱い。たぶん脚本の問題だろうけど、演出もそれをカバーしきれてない感じがした。部分的には、サブタイトル前の、大地と小百合が会うシーンから、大地と父親の会話までの流れなんか傑作だと思うんだけどね(特に父親に「帰ってこい」と言われ、次の「え?」と戸惑う大地の横顔のカットでカメラが一瞬揺れるところ)。あと、今回、キャラ作画に独特な濃さがありましたね。来週は花のレスキュー三人娘(笑・吉岡たかを脚本!)だそうで、エピソード的に期待出来そうです。