エアマスター 27話(最終話)

母親とのやりとりの回想シーンを絡めて、摩季が「エアマスター」である理由を描く。これをアニメ版の締めに持ってきたのは正解。摩季が望むものは「強さのその先」へと「飛ぶ」ことである、という「落とし」も明確に描いているから、バトルとしては中途半端でも、あれでいいと思う。しかも、崎山香織にも最後にちゃんと見せ場があって良かった。摩季に「悪いが一秒だ」と言われ、「悪いが」にこだわるところの芝居は最高だった。原作は未読なので、原作と比較した場合の問題点はわからないけど、成功作なんじゃないかと思う。さすが原作ものアニメが得意な東映だよね。面白かったです。